ぐるたね図書館

「直売所で売れない!」となる前に気を付けること。(調理不安)

2014.11.22

直売所販売のコツ

 
最近の直売所では
「人が作らない野菜を出すこと」
これが売れる野菜の鉄則とされています。
なので、食べたことも無いような
珍しい野菜を作る農家さんが増えています。
直売所の面白さもここにあり、
「直売所で人気が出たのでスーパーでも・・・」
そんな流れも増えてきたようです。
 
 
 
しかし、「食べたこともない野菜」=「食べ方がわからない」
という事に気づいていない場合があるので要注意です!
「それぐらい知ってるだろー」とか
「インターネットがあるから自分で調べるだろー」
そんな考えは禁物です!
売り場で不安を解消しなければ購買にはつながりません。
 
野菜はインテリアではなく、あくまで「食べ物」です。
使い方(食べ方)のわからないものには不安を感じます。
せっかく「おもしろい!」と思ってもらっても、なかなか購買に繋がらない。
珍しい野菜の出品にはそんなリスクがあります。
 
 
お客さんが売り場にいる間に調理不安を解消しましょう!
 
 
野菜が珍しいほどレシピの提案が必要になります。
調理方法を一つ提案するだけで
「この通りに料理すれば簡単に食べられそう!」と
売り場に来たお客さんの調理不安を解決できます。
この手間をかけるとかけないとでは
「売り場での注目」から「実際の購買」への流れが大きく異なります。
 
難しいことは必要ないので
「5分ゆでるだけでサラダにOK!」
「角切りにしてグラタンに入れましょう!」
「長芋のように炒めて塩コショウだけでOK!」などなど・・・
 
 
このように、
調理イメージを具体化できるようなPOP、シールを貼るだけでも効果的です。
コツは「〇〇するだけでOK!」や「〇〇のように〇〇するだけ!」といった
「簡単に調理できるイメージ」や、「似た調理のできるものを例に上げる」と良いでしょう。
 
 
最近では
パソコンの文章作成ツールで簡単に文章作成もできますし、
手間はかかりますが、手書きレシピなんてのも味があって良いんじゃないでしょうか?
野菜を通じて農家さんの熱意・愛情が伝わるはずですよ!
 
 
 
 

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