ぐるたね図書館

直売所で「おいしさ」を伝えるためには・・・

2014.12.01

直売所販売のコツ

直売所に出荷する農家さん!

「おいしい野菜なのに売れない…」
「おいしさの伝え方がわからない…」

そんなお悩みをお持ちでは無いですか?

一般的なスーパーに流通している野菜は大きさ・色の決まりがあります。なので「味」よりも「揃い」が重視されてしまいます。しかし、直売所に訪れるお客様は「不揃いでもおいしい野菜が欲しい!」そんな風に思っているのではないでしょうか?「美味しさをうまく伝えること」これが直売所販売のコツではないでしょうか?
 
でも、、、
「味の良さって伝えにくい!」
多くの農家さんが苦戦するポイントです。
突然、「おいしいキャベツ」
と言われてもイマイチ心に響かない…
難しいポイントですね。
 
でも、難しいからこそ
他と差をつけられるチャンスではないでしょうか?
 
今回、そんな「おいしさの伝え方」についてのお話です。
直売所販売の参考になればと思います。
店頭ポップなどに活用して
PR上手な農家さんになりましょう!
 

「上手なおいしさの伝え方」

①農家さんだから知っている一押しレシピ!
どんな美味しい野菜でも、調理法を間違えればおいしさも半減…実際に育てている生産者の方だからこそ知っている「最高の調理方法」は消費者の方にも魅力的な情報です!「焼き料理専用かぼちゃ」「シチューにしたら間違いない!」「塩だれに合うキャベツ」など、農家さんの自信を持った提案が買う人にとっての安心・魅力につながります。ポイントとしては、大きな野菜は1日で食べきれない場合がありますので、日常的に食べやすい料理も提案しましょう。「面白いレシピに挑戦して美味しかったけど、余ってしまった。しばらくはまた挑戦する気にならないなあ…」なんてこともあるので、「使い切りやすい料理」の提案もお忘れなく。「栽培だけでなく食べ方も知っている農家さん」は消費者にとって、とても魅力的で、信頼できるはずです。
 
②例え上手は伝え上手!
テレビのグルメレポーターの方をよ~く分析してみましょう。「味の宝石箱やあ~」なんて名言を聞いたことがあると思いますが、インパクトだけでなく「意味がちゃんとわかる」というのが重要です。「フルーツトマト」「スイーツかぼちゃ」などは誰が聞いても「甘くて美味しそうだな」と感じることでしょう。また「モチモチ」「シャキシャキ」「トロトロ」なんていうオノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語を包括的にいう語。)を活用すること実際に食べているイメージをさせることができて効果的とも言われています。もちろんインパクトも重要で、あえて「なにそれ!?」と目を引くようなキャッチフレーズで集客、その周りの野菜にも目を向けて頂く。「集客商品」から「本命商品」へとの流れをイメージすると良いでしょう。
 
③「○○で話題の!」を活用せよ!
テレビ・新聞だけでなくインターネットの普及でネットニュース・SNS(ネット上の交流サイト)など様々な形のメディアが誕生しています。生産者の「これがイイよ!」も重要ですが、「自分が作った野菜はこんなところでも注目されている野菜ですよ!」というPRはとても効果的です。出荷する前に、同じ野菜・品種がどこかで話題になっていないかをチェックしておきましょう。どんな小さな記事でも構わないので、店頭にその記事を貼っておくことで注目度は断然アップします。流行の最先端を行く情報通の農家さんになってしまいましょう!
 
 
 
手間はかかりますが、手間の分だけ価値は上がります。
人がやっていないPRで美味しさを伝えていきましょう!
 
 
 

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