露地メロンの栽培方法
2013.09.15
メロン
<苗を作り植える>
買う苗はカボチャ台に接木した苗を選びます。苗作りは畑に植える30~35日前にプラスチック箱や容器、木箱に径13~15cmのポリ鉢で苗作りをします。鉢に入れる土は前もって有機質肥料など多く加えて準備しましょう。葉が3~4枚の若苗を植えます。植え終わって割り箸などを株元に立て株を支えます。
<手入れ>
①芯止めとツルを整える:
葉が6~7枚の時5枚残し芯を止めます。子ツルも20節残して摘み取ります。ツル止めは長い間大変ですが、親、子と孫ツルを止めてその後は放任しましょう。ツルの整えは葉が重ならないで光や風が通るように広げましょう。
②果を摘み果を正す:
品種によって違うので品種の説明に注意しましょう。数より質で惜しまず果を摘んでしまいましょう。子ツル6~7節より出た孫ツルに3果ずつ残し子ツル4本で12果ぐらいが目安です。残した果の肥大と着色や形を整えるため果を据え直します。
③敷わら:
一般的な効果の他に病害を防ぎ、果の痛みを少なくし株を安定させる効果があります。
④水やり:
2~4日ごと1時に多量の水をあげましょう。午前中に行い午後の高温時は避けましょう。
<収穫>
収穫適期の長さや開花して熟れるまでの日数は品種により違い、肉質、香味などは長くかかるほど良くなる傾向があります。収穫時が近づいた熟れた果は下記のような症状がでますのでタイミングを逃さないように収穫しましょう。
①尻部に弾力が出る。
②香りが出る。
③果についているツルがヒビ割れする。
④果につやが出て色が変わる。