かぼちゃ 「和心」 育て方(露地栽培)
2014.11.07
カボチャ
【 和心栽培方法(露地栽培)】
1 .定植の二週間前に苦土石灰100g/㎡と堆肥2~3kg/㎡を入れて耕します。
2 .定植の一週間前に化成肥料80kg/㎡を入れて畝(うね)を作ります。
3 .1株ごとに60cm~1mの間をあけて定植します。
4 .本葉が6~8枚出たところで、親づるの先端を切って下さい(摘心)。
5 .約一週間後元気のよいつるを3本残して、残りは摘除します。
6 .つるが50~60cmの時に化成肥料40g/㎡を追肥します。
7 .実が大きくなってきたら花が付いていた方を下にしてワラを敷き、果実が地面に触れないようにします。
8 .花が咲いてから30~35日くらいが収穫の目安です。
9 .収穫してすぐはバター炒めやサラダなど、塩気のある味付けに向いています。
2~3カ月貯蔵しオレンジ色になると甘みが乗り、煮物などに向くような味わいになります。
それぞれの味わい方を楽しめますよ。
【ワンポイントアドバイス】
カボチャは雄花の花粉が雌花のめしべに付かないと実がなりません。
昆虫がいれば自然に受粉しますが、人間が助けてあげるとスムーズです。 朝早く、雄花の花粉をめしべの先端につけてあげましょう。
立体栽培にすると省スペースになり、今までカボチャを作れなかった サイズの畑でも作ることができます。
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^)
【用語説明】
[定植]
・苗を畑に植えること。
[苦土石灰]
・マグネシウムが含まれている石灰肥料。
[堆肥]
・有機物が含まれる肥料。主に土づくりに使われる。
[化成肥料]
・窒素、リン酸、カリ(無機質肥料)等を含む複合肥料。
[畝(うね)]
・作物を育てるために土を盛り上げたところ。