上手な種子の保存方法
2014.12.02
種子のお話
良い野菜を作るコツの基本として
「適期に種まきをする」ということがあげられます。
しかし、発芽がうまくいかず、まき直す場合まき時期が遅れてしまい、出荷までの時間がかかってしまったり、最悪の場合うまく出荷できる形にならない時があります。
なので、良い野菜を作るための第一歩として
「発芽の良い種子をまくこと」が重要と言えます。
種子は高温や多湿など環境の変化で発芽率が落ちる場合が多くあります。古い種は新しい種よりも発芽が落ちるものが多く、「毎年新しい種を買う」というのがベストです。その理由は、種のプロである種苗会社が採種し・選別、発芽試験、種子専用の貯蔵庫で管理しているからです。毎年最高の種がお店に並ぶということになります。
そんな良い種を「播種時期までの期間良い状態で保存したい!」
そんな方のお役にたてればと思います。
オススメしない種子の保存方法
・直射日光のあたる場所
種子は高温にとても弱いので、発芽率低下の原因の一つになってしまいます。
・寒暖・湿度の差が大きなところ
いくら日陰でも、晴天と雨天、日中と夜温の差が大きいと種子にとって良い状態とは言えません。
上記の2点の場所に種子を置かないようにしましょう。種子の保存にこだわる方は、「買ってから種まきまでの期間は冷蔵庫に入れておくよ。」なんて方も見えるようです。
ご参考までに…
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