マイクロトマト栽培方法(畑で)
2015.01.17
トマト
<畑作り>
定植までに、1㎡当たり苦土石灰150g程度を畑全面にまき、さらに1㎡当たり完熟堆肥3kg、化成肥料100g程度を施して、良く耕して畦を作ります。雑草抑制と、水分保持のために黒マルチをします。
<定植>
4月下旬から5月上旬に、購入した苗を株間80~90cmで植え付けます。株間は広くとって日照や風通しを良くします。それによって病気の発生が少なくなり、収量も多くなります
<整枝>
本葉4~5枚程度のときに摘心をして、側枝を4本出します。
側枝が伸び出したら、支柱に誘引します。側枝は良く出て、良く伸びるので、垣根のように仕立てても良いです。側枝から出る脇芽は適宜つまんで、側枝1本を立ち上げます。
側枝が支柱の高さに届いたら、花房の上に葉を2枚残して摘心します。
<栽培管理>
土が極端に乾かないように、天候に合わせて灌水をします。灌水が不足すると着果しなかったり、尻腐れ果ができたりします。逆に水分が多いと裂果しやすくなります。適度の灌水と乾燥防止に努めてください。追肥は草勢を見ながら行います。開花果房の近くの葉の色が淡くなったら、1㎡当たり化成肥料を30g程度施してください。
<病害虫>
アブラムシ、ダニ、ヨトウムシ、オオタバコガ、うどん粉病等に注意が必要です。5月下旬から2週間に1回登録農薬(殺虫剤、殺菌剤)の散布をしてください。
<収穫>
収穫までの期間は、開花後40日程度です、果実が十分色づいたら収穫してください。果実1個収穫にするか、房で収穫するか利用目的によって選んでください。
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