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【滋賀県の伝統野菜】万木蕪(ゆるぎかぶ)

2023.09.13

伝統野菜・固定種かぶ

万木蕪(ゆるぎかぶ)とは

  • 【季節】秋
  • 【レア度】★★★★☆

ヒストリー

滋賀県の琵琶湖西側に位置する高島市安曇川町西万木地方で栽培されている赤かぶです。
由来については不明な点も多いですが、蛭口(ひるくち)かぶと白かぶの自然交雑によってできたものと
考えられています。

特徴

生育旺盛な赤かぶで、家庭菜園でも作りやすいです。
根っこの部分は8~10cmの球形、皮は鮮やかな紅色でつやがあり、内部は白色をしています。
肉質は、軟らかすぎず堅すぎず、漬物にすると適度な歯触りになります。
少し古風な赤かぶに白かぶの良いところを混ぜたような品種です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
万木かぶは、漬物に適しています。
浅漬けでは葉の緑、肉部の紅と白色の彩りの鮮やかさが、
糠付けでは独特の風味が好まれています。
漬物用として親しまれてきましたが、ステーキやポタージュで召し上がっている方もいるようです。

種まき時期

 

作りやすいのはこの時期 👇
〇蒔きどき:8月下旬~9月中旬
〇収穫:10月下旬~12月