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国分鮮紅大長人参

2023.11.10

伝統野菜・固定種にんじん

国分鮮紅大長人参(こくぶせんこうおおながにんじん)とは

 

  • 【レア度】★★★★☆

 

ヒストリー

国分にんじんの故郷は、その名の由来にもなっている群馬県高崎市の旧・国府村国分です。
大正の初めに、西洋系の長人参「仏国大長にんじん」を改良してできたもので、昭和30年頃まで広く栽培され、かつてはにんじんの代名詞的存在でした。しかし、採種量の減少と食生活の変化による長にんじんの需要減少などから、急激に減少し、現在日本国内では、短根種のにんじんが主流となっています。

特長

大きさ約60cmにまで成長する大長にんじんです。
病害に強く、生育旺盛で栽培しやすいです。
色が鮮やかで、甘みや香りが強く、料理するとさらに旨みが増します。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
根っこが短い短根種に比べ、煮崩れがなく、肉質もしっかりしているため、きんぴらや煮物に最適です。カロテンの含有量が多く、栄養があり味もおいしいです。カロテンは、免疫力をアップし、皮膚や粘膜を健康に保ち、ガンや心臓病、動脈硬化などの予防にもよいとされています。油と一緒にとると吸収率が高まるのでおすすめです。短根では得られない風味をお楽しみください。

種まき時期