ぐるたね図書館

おかひじき

2023.11.30

伝統野菜・固定種葉菜類

おかひじきとは

 

  • 【レア度】★★☆☆☆

ヒストリー

「おかひじき」は、山形県置賜(おきたま)地方の伝統野菜です。
もともとは、海岸の砂地に自生していました。
江戸時代、山形県庄内地方などの海岸に自生していたものが、
当時の重要な交通路であった最上川を船で渡り、
船着き場であった現在の南陽市梨郷地区に植えられたのが、栽培の始まりとされています。

特徴

「陸の海藻」とも呼ばれるおかひじきは、海藻のひじきに似ていることから
その名がつけられたとされています。
シャキシャキとした食感が特徴で、クセがなくとても食べやすくおいしいです。
新しい葉を先端から5~6cmつみ取って収穫します。
寒さに強く、作りやすいため、家庭菜園におススメです。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
栄養価に大変優れた野菜で、
カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル分やビタミンCを含有。
豊富なβカロテンは、粘膜を保護して免疫力を高める効果もあります。
シャキシャキとした食感と歯ごたえが魅力で、茹でたときの緑色も美しく、
辛子や酢みそ、わさび醤油などの和え物や、おひたしで味わうのがおススメです。

種まき時期