荏胡麻(えごま)
2023.12.04
伝統野菜・固定種葉菜類
荏胡麻(えごま)とは
- 【レア度】★☆☆☆☆
ヒストリー
- えごまの歴史は古く、東アジアや東南アジアで古代より栽培されていました。
- 日本への伝来は縄文時代といわれています。
特徴
- えごまは、その名前から「ゴマ」の仲間と思われがちですが、
- シソ科の1年草で「シソ」の仲間です。
- 葉が厚くハリがあり、やや苦みがあります。
- 見た目は青じそに似ていますが、しそ特有の香りはありません。
- オメガ3系脂肪酸「α-リノレン酸」が豊富に含まれているということで
- 健康食品として有名になった「エゴマ油」は、えごまの種子を絞って作られます。
- オメガ3は人間の体内でつくれないため、食物からとる必要があります(=必須脂肪酸)。
食品ではサバやイワシなどの青魚に多く含まれており、現代人に不足しがちな栄養素です。
使い方・調理法
- 使いやすさ:★☆☆☆☆
- 葉はやや固く独特のえぐみがあるので、味が濃い料理に使うのがおススメです。
- サンチュのように焼肉に添えたり、キムチや醤油漬けにも利用できます。