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愛知白菜

2024.01.12

伝統野菜・固定種はくさい

愛知白菜(あいちはくさい)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

「ハクサイ」は、カブとツケナの交雑からできたものと考えられており、原産地の中国では、山東・北方・南方の3つの生態系が分化しています。
日本での歴史は意外に浅く、明治8年(1875)の東京博覧会で中国(当時の清国)から山東ハクサイが紹介されたのが始まりでした。その後、日清戦争・日露戦争に従軍した日本の農村出身の兵士たちが、種を持ち帰ったのが全国に広まるきっかけとなったと云われています。

特徴

耐病性強く生育旺盛、手軽につくれる早生タイプで、全国的に広く栽培されています。
結球しやすく、球は見事な円筒型をしています。
品質がよく、収量も多いです。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★★☆
繊維が少なく、甘みと風味が抜群です。煮食、なべ物、漬物におススメです。
白菜はほとんどが水分ですが、ビタミンCや食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどを含有しています。カリウムは、塩分を体外へ排出する作用があり、高血圧やむくみを防止する効果が期待できます。スープなど煮汁ごと食べることで、水に溶けだしたカリウムやビタミンCなども逃さずに摂取することができます。

種まき時期