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尾張青大胡瓜

2024.01.15

伝統野菜・固定種きゅうり

尾張青大胡瓜(おわりあおだいきゅうり)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

キュウリの原産地はインド西北部と推定され、9~10世紀頃に中国から日本に伝わったとされています。現在のように栽培が盛んになったのは、昭和初期のことです。
中国北部から入った華北(かほく)系といわれる白いぼのタイプと、南部から入った華南(かなん)系といわれる黒いぼのタイプがあり、日本で流通しているキュウリは、白いぼの華北系です。華南系キュウリは、昔ながらのキュウリ本来の風味で、味は良いものの、皮が固くサラダとしては緑がさえず見た目もよくないと、次第にすたれてしまいました。

特徴

「あいちの伝統野菜」に選定されており、
早どりでは生食に、遅どりは漬け物などで利用されてきました。
長さ20~25cm前後の濃い緑色で、とても太い白イボ種のきゅうりです。
一般に出回っているキュウリと比べ、肉厚で食感はやや硬め、
シャキシャキとした歯ごたえがあります。
暑さや病気に強く、栽培しやすいです。

使い方・調理法

使いやすさ:★★☆☆☆
肉厚で食感はやや硬めなため、中華料理など炒め物にも使えます。
そのままサラダにしたり、酢の物や漬け物にもおススメです。

種まき時期