ときわ地這胡瓜とは

• 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

キュウリの原産地はインド西北部と推定され、9～10世紀頃に中国から日本に伝わったとされています。現在のように栽培が盛んになったのは、昭和初期のことです。

中国北部から入った華北（かほく）系といわれる白いぼのタイプと、南部から入った華南（かなん）系といわれる黒いぼのタイプがあり、日本で流通しているキュウリは、白いぼの華北系です。華南系キュウリは、昔ながらのキュウリ本来の風味で、味は良いものの、皮が固くサラダとしては緑がさえず見た目もよくないと、次第にすたれてしまいました。

特徴

果実は美しい濃い緑色で、表皮は淡いブルームを生じます。

歯切れがよく、美味しいキュウリです。

暑さや病気に強く、また地這栽培で支柱を立てる手間を省くことができるため、

家庭菜園でも手軽に作れ、多収穫が得られます。

※ブルームとは：キュウリの表面につく白い粉で、水分の蒸発を防ぎ、皮を保護する役割があります。

使い方・調理法

使いやすさ：★★★☆☆

パリっと歯切れが良いため、サラダ料理やもろきゅう等、生食がおススメです。

浅漬けやぬか漬けとしても風味があり美味しいです。

「キュウリ」の成分は95％以上が水分で、みずみずしくシャキっとした食感が特徴です。

その他にカロテン、ビタミンC、カリウムなども比較的多く含有しています。

カリウムには利尿作用があるため、むくみの解消、血圧の正常値を保つなどの効果が期待できます。

種まき時期