四葉胡瓜(すーよーきゅうり)
2024.01.16
伝統野菜・固定種きゅうり
四葉胡瓜(すーよーきゅうり)とは
- 【レア度】★★★☆☆
ヒストリー
- キュウリの原産地はインド西北部と推定され、9~10世紀頃に中国から日本に伝わったとされています。現在のように栽培が盛んになったのは、昭和初期のことです。
- 中国北部から入った華北(かほく)系といわれる白いぼのタイプと、南部から入った華南(かなん)系といわれる黒いぼのタイプがあり、日本で流通しているキュウリは、白いぼの華北系です。華南系キュウリは、昔ながらのキュウリ本来の風味で、味は良いものの、皮が固くサラダとしては緑がさえず見た目もよくないと、次第にすたれてしまいました。
特徴
- 白いぼ種で、表面にしわや白いぼが多くあります。
- 美しい緑色の皮は薄く柔らかく、香りも味も濃厚で歯切れが良いのが特徴です。
- 作りやすく、味良く、多収と三拍子揃った理想的なキュウリで古くから全国各地で栽培されています。
使い方・調理法
- 使いやすさ:★★★☆☆
- 果肉はやわらかですが歯切れ良く、あっさりした味覚はキュウリの中でも最高です。
- 酢の物、あえ物、漬け物、サラダ、ピクルスの他、ごま油で中華風に炒めるのも美味しいですよ。