ぐるたね図書館

本鷹の爪

2024.03.05

伝統野菜・固定種ししとう・とうがらし

本鷹の爪(ほんたかのつめ)とは

  • 【レア度】★☆☆☆☆

ヒストリー

トウガラシの原産地はメキシコと考えられ、紀元前6500~5000年頃。
アメリカ各地では2000年以上前から栽培されていました。
15世紀末にコロンブスがスペインに持ち帰ったことで、ヨーロッパ全域に広まり、
それからたった数百年の間に世界中で最も栽培される、欠かせないスパイスとなりました。
日本へは、16世紀末に豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に持ち帰ったという説や、
タバコとともにポルトガルから伝わったなどの説があります。

特徴

果は3cm程度の円錐形で、完熟すると深紅色となる極めて辛味の強い品種です。
草勢強く栽培容易、豊産性の家庭菜園にピッタリな品種です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★☆☆☆
果、種子ともに辛味が強く、通常乾燥させた後粉末にし、香辛料と各種料理に利用します。
漬け物や炒め物などに利用するほか、米びつの防虫にも利用出来ます。
辛み成分のカプサイシンは、代謝を活発にし、脂肪燃焼の効果があるといわれています。
カロテンやビタミンCが豊富で、夏バテや食中毒の防止などにも有効です。

種まき時期