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白刀豆(しろなたまめ)

2024.05.16

伝統野菜・固定種その他豆類

白刀豆(しろなたまめ)とは

 

  • 【レア度】★☆☆☆☆

ヒストリー

なたまめの原産地は熱帯アジアと考えられており、
日本へは江戸時代の初めに渡来したといわれいます。
温暖な気候を好み、中国では長江流域、日本でも鹿児島などで栽培されています。
莢の形が中国の刀に似ているところから、その名が付けられました。

特徴

マメ科の1年草で、 赤花と白花の2種類があり、種の色も赤と白になります。
丈は4~5メートル、莢は40~60cmにもなる大型の豆です。
生育旺盛で栽培しやすい家庭菜園向きの優良品種で、食味・風味ともに最高です。
昔から縁起のよい豆として商売繁盛、勝利の神として親しまれています。
莢を収穫する場合は、長さ10~20cmぐらいの若い莢をとります。
あっとゆう間に莢が大きくなるので、採り遅れに注意しましょう。

使い方・調理法

使いやすさ:★★☆☆☆
若い莢は、福神漬、ヌカ漬、みそ漬などの漬物として、
また、おひたしや汁物の具にしても、シャキシャキ感がクセになる美味しさです。
豆(種子)は、薬効成分として健康茶などに利用されています。
成熟した豆は種類によっては毒素を含むため、
食用には正しい処理が必要となりますのでお気をつけください。

種まき時期