キュウリの育て方
2024.11.21
ぐるたねのおすすめ
【キュウリの育て方】
・生育適温:22~28℃
・土壌酸度:pH6.0~6.5
・連鎖障害:あり(3年くらいあける)
■ 種まき時期
・露地栽培の場合は、一般的に4月下旬から5月中旬が最適です(気温が15℃以上になる頃)。
・温室やビニールハウス栽培の場合は、3月頃からの早めの種まきが可能です。
・寒冷地では、霜のリスクがあるため、気温が安定する5月下旬以降が安心です。
■ 土づくり
植え付け2週間前に、苦土石灰(100~150g/㎡)を土に混ぜ、
その1週間後に堆肥を加え、耕して畝をつくり、マルチを張ります。
・堆肥:3~4kg/㎡
・化成肥料:100~200g/㎡
・熔リン:50g/㎡
※文中にある数字はあくまで目安ですので栽培者の環境に合わせて調節してください。
■ 種まき
直まきする場合は、1ヶ所に4~5粒ずつ、2cmほどの深さにまき、土をかけて水をたっぷりやります。
約1週間ほどで発芽するので、間引きを行って本葉が7枚以上になったら株間50cmほどになるように間引いて
1本立ちにしましょう。
■ 植え付け
株間50cmで植え穴をあけて苗を植えます。
植え付け後は、根元がぐらつかないように周りの土を寄せ、水を十分に与えます。
■ 支柱立て
株から15~20cm離れたところに直径2cm、長さ2m程度の支柱を3本、バランスよく立てる。
上部を束ねて麻ひもなどで固定します。(ピラミッド式)
■ きゅうり棚
つるの誘引のため、棚を作りましょう。
1.畝に支柱を約2m間隔で立て、傾斜した状態になるように隣の支柱の先端
部分と一緒に縛って固定します。
2.キュウリネットを通したヒモを支柱に固定し、ネットを広げます。
風で動かないように、ネットの上部と下部を固定すると良いでしょう。
■ 誘引
植えつけの1週間後、草丈が伸びてきたら、1週間に1回のペースでつるを支柱に誘引する。
3本の支柱にらせん状に絡ませるようにしてつるを長く伸ばせば収穫も長く楽しめます。
■ 追肥
植えつけの2週間後から、2週間に1回追肥する。生育初期はマルチの穴にひとつかみ(10g)、株が大きくなったら、マルチをめくって化成肥料30g/㎡を畝の肩にまく。作業後は、マルチを元に戻しましょう。
■ 整枝
日当たりや風通しをよくして病気を防ぐため、植えつけてから1か月ほどたったら整枝を行います。
【わき芽を取り除く】
下から5節目までのわき芽はすべて取り除き、6節目より上のわき芽を1~2節伸ばす。こうすることで株元の風通しがよくなる。また、親ずる性品種の場合は特に、親ずるの生育を促す効果もある。
【子ずるの先端を摘む】
6節より上のわき芽は、やがて伸びて子づるになる。この子づるが伸びてきたら、葉を1~2枚つけてすべてその先を切る。
■ 摘心
親づるが支柱の高さまで伸びたら、先端をハサミで切って成長をとめる(摘心)
■ 収穫
【一番果の収穫】
一番果(最初につく果実)は、まだ株が小さいうちにつきます。株を疲れさせないよう、長さ8cmほどで早めに収穫するとその後の実つきがよくなる。二番果も8~10cmで若どりするのが長期間栽培するコツです。
【二番果以降の収穫】
あくまで目安ですが、長さ約18~20cmになったものから順次、収穫しましょう。
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