カブの育て方
2024.11.21
ぐるたねのおすすめカブ
【カブの育て方】
■ 土づくり
<種をまく2週間ほど前>
・苦土石灰(1㎡あたり100~150g)を土に混ぜます。
<種をまく1週間ほど前>
・元肥として、化成肥料1㎡あたり100g、堆肥1㎡あたり2kgを加え、耕します。
・幅60cmの畝を立て、表面を平らにならします。
※文中にある数字はあくまで目安ですので栽培者の環境に合わせて調節してください。
■ 種まき
畝の中央に支柱などを押し当て、深さ1cm程の溝をつくり、種をパラパラとすじまきにします。
1cmほどの厚みで土をかぶせ、手のひらで軽く押さえ、種と土を密着させたら全体にたっぷりと水やりしましょう。
覆土とまき溝の厚さを一定にし、発芽が揃うようにしましょう。
☆発芽適温は20~25℃位で、最低温度4~8℃程でで発芽します。
30℃以上の高温では発芽は悪くなりますので注意しましょう。
■ 害虫対策
気温の高い時期は害虫が発生しやすいので、播種後、防虫ネットをすると良いでしょう。畝の両わきにトンネル用支柱を50~60cm間隔でさします。先端は30cmほどの深さまで差し込み、防虫ネットをかぶせ、両端を結んで杭などで留めます。すそは土をのせて押さえます。冬季の栽培では、ポリフィルムを同じようにかけると良いでしょう。
■ 間引き・追肥・土寄せ
<1回目の間引き>
種まきから約1週間、双葉が開いたら、生育の悪い株を間引いて3cm間隔にします。
残った株が倒れないようにまわりの土を寄せてあげましょう。
<2回目の間引き>
本葉が2~3枚の時、1株おきに間引きをして6cm間隔になるようにします。
間引きしたら化成肥料を30g/㎡程度を株のまわりにまき、肥料と土を混ぜ合わせ、株元に寄せましょう。
<3回目の間引き>
本葉が4~6枚の時、小かぶは10~12cm間隔、中カブは15~20cm間隔、大カブは25~30cm間隔に間引きします。株のまわりに、化成肥料30g/㎡程度をまき、肥料と土を混ぜ株元に土を寄せましょう。
播種後40~45日ごろ、うねの両肩下部へ追肥します。カブを傷つけないように注意しましょう。
カブは根の張りが浅く、土からせり上がるようにして育ちますので根がぐらついているとうまく育たなかったり、形が悪くなってしまいます。しっかり土を株元に寄せてあげてくださいね(^^)
■ 収穫
品種の収穫サイズになったら収穫します。収穫が遅れると「ス」が入ったり、根の表面が割れたりすることが多いのでタイミングを逃さないようにしましょう。
栄養たっぷりの間引き菜もおいしくいただけます♪
【ラクラク簡単なお漬物レシピ】
1.間引き菜に塩:小さじ1をふりかけ軽く混ぜます。5分ほど置き、出てきた水分を捨てます。(絞らない)
2.砂糖:小さじ2、酢:大さじ1、昆布、鷹の爪を切り混ぜ漬物容器にいれる。
重石をのせると翌日からおいしくいただけます。お好みの味にアレンジしてくださいね(^^)
▽▼固定種、オリジナル品種、数多く揃えています▼▽