はつか大根(ラディッシュ)の育て方
2024.12.17
栽培(育て方)のポイント二十日ダイコン
【はつか大根(ラディッシュ)の育て方】
■ 土づくり
一週間前(全面施肥)
・苦土石灰:100~150g/㎡
・堆肥:2kg/㎡
・化成肥料:100g/㎡
※文中にある数字はあくまで目安ですので栽培者の環境に合わせて調節してください。
■ 種まき
まっすぐな棒を用意し、コンテナの表土に10~15cm間隔で2列、深さ1cmほどの溝をつけます。
つけた溝に約1cm間隔で種をまきます。まいたら両側から指でつまむように土をかけ、手で軽く押さえます。
プランターの底から流れでるまで、たっぷりと水をやりましょう。発芽までは乾燥させないように管理してください。
■ 防虫ネットがけ
比較的害虫には強いのですが、暖かい季節にはコナガやモンシロチョウが卵を産みつけにきます。
無農薬で、またきれいな葉も利用したい場合は、寒冷紗や防虫ネットをかけて物理的に虫の侵入を防ぎましょう。
虫のいない時期は、かけなくても無農薬栽培できます。
■ 間引き・土寄せ
発芽して双葉が開いたら、約3~4cm間隔に間引きます。勢いのある苗を残し、なるべく生長の遅いものや、双葉が変形しているものを選んで間引きましょう。間引き後は、残した苗の左右から土を寄せて、倒れるのを防ぎます。
■ 間引き・土寄せ・追肥
1回目の間引きから1週間後、本葉が2~3枚出て、根も肥大し始めます。約6cm間隔に間引きします。間引き後は、固形の化成肥料10gを表面にパラパラとまき、苗の左右から土よせします。このタイミングで間引くことで、根はしっかりと肥大します。
ラディッシュは、過湿の状態が続くと生長が悪くなります。
水やりは「表土が乾いたらたっぷりと」行うようにしましょう。
■ 収穫
種まきから27~30日、本葉が5~6枚・根の直径が2~3cmになったものから収穫します。
この頃が、いちばん美味しいタイミングです。
収穫が遅れると根が肥大しすぎて、表面が割れたり中にスが入ったりするので、
適期を逃さないように収穫しましょう。
根が小さいものは残し、軽く5g程度追肥をしましょう。
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