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本紅金時人参

2023.11.07

伝統野菜・固定種にんじん

本紅金時人参(ほんべにきんときにんじん)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

 

ヒストリー

人参の品種は、大きく分けるとヨーロッパ系と東洋系に分けられますが、金時人参は東洋系の代表的な品種です。原産地はアフガニスタンで、中国経由で日本に渡りました。
おもに西日本で栽培され、金時人参のことを京都方面では「京にんじん」、大阪方面では「大阪にんじん」と呼ばれています。

特長

金時人参は、甘味があり肉質がやわらかく、その独特の風味から、
関西地方の日本料理、とりわけお節料理には欠かせません。
根長30cm前後、根重200~250g前後、西洋系にんじんと比べ、ほっそりとした円錐形をしています。
芯まで色鮮やかな濃い赤色はリコピンによるものです。
リコピンは、強い抗酸化作用を持つ物質「カロテノイド」の一種で、活性酸素の働きを抑制したり除去する働きがあります。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
煮崩れしにくく甘みが強いので、煮物料理におすすめです。
鮮やかな色と甘みを活かし、千切りや薄くカットしてサラダにしたり、
ピクルスにしてもおいしく食べることができます。

種まき時期