ぐるたね図書館

野沢菜

2023.11.19

伝統野菜・固定種葉菜類

野沢菜(のざわな)とは

 

  • 【レア度】★★☆☆☆

ヒストリー

宝暦6年(1756年)、長野県の野沢温泉村にある健命寺の8代住職が
京都遊学の際に、大阪の在来種である天王寺カブを持ち帰り栽培したところ、
標高600メートル近くもある高冷地の気候風土により突然変異を起こし、
葉と茎ばかりが大きく育ち、それが野沢菜になったという言い伝えがあります。
いまも、畑で収穫した野沢菜は、根元がカブになっています。

特徴

信州を代表する郷土料理「野沢菜漬け」の原料です。
葉は緑色で大きく、茎は丸味があり、丈1m位にもなります。
カブやダイコンのように、根元から放射状に葉柄を伸ばし成長します。
寒さに強く栽培が容易で、播種後80日位で収穫することができます。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
野沢菜漬けは、市販のものを購入することが多いかと思いますが、
自分好みの味付けにできるので、手作りしてみてはいかでしょうか。
自家製の野沢菜漬けを使い、チャーハン、パスタ、おにぎり、おやき等々
さまざまなお料理にお使いいただけます。

種まき時期