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勝山水菜

2023.12.04

伝統野菜・固定種葉菜類

勝山水菜(かつやまみずな)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

勝山水菜の歴史は古く、福井県勝山市の高島地区で
江戸時代から栽培されているといわれている伝統野菜です。
勝山市内で栽培されている水菜は、葉形や茎の色の違いなどから、大きく分類して
「北市水菜」、「郡水菜」、「さんまい水菜」、「平泉寺水菜」の4種類があります。
春を告げる野菜として、地域の人々に親しまれている食材です。

特徴

水菜というと、京菜や壬生菜のような水性群の品種を思い浮かべるかも知れませんが、
勝山水菜はそれとは異なります。菜種群に属し、春先の茎(とう)を食します。
葉の長さは40cm前後で、茎は太く一見すると固そうに見えますが、
加熱によりやわらかく、甘みが感じられます。
草勢強健で耐病・耐寒性が強く、寒い冬場でも良く成長する冬菜です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
お浸し、煮物、漬物などに利用できますが、
中でも素材の甘みを感じられるお浸しがおススメです。

種まき時期