固定種 東京芳香栗かぼちゃ
2024.01.30
伝統野菜・固定種かぼちゃ
東京芳香栗(とうきょうほうこうくり)かぼちゃとは
- 【レア度】★★★☆☆
ヒストリー
- 日本かぼちゃは、16世紀にポルトガル船によって九州に渡来しました。
- カンボジアからきた野菜と伝えられ、それが語源となり「かぼちゃ」となりました。
- 別名の「なんきん」は、寄港地の一つであった中国の南京に由来します。
- 現在市場の主流を占めている西洋かぼちゃは19世紀に北海道を中心に広まりました。
特徴
- 「東京芳香栗かぼちゃ」は、日本で最初の西洋かぼちゃで
- 正式名称は「芳香青皮栗南瓜(ほうこうあおかわくりかぼちゃ)」といいます。
- 外皮は灰緑色、果肉は肉厚で鮮橙黄色をしており、ホクホクとした甘みのある肉質が人気です。
暑さや病気に強く、育てやすい早生の豊産種で、開花後1ヶ月位で収穫することができます。
使い方・調理法
- 使いやすさ:★★★★☆
- 西洋かぼちゃは、日本かぼちゃに比べデンプンやカロテンの含量が高く、
- このため味が良くて栄養価が高いです。
- ホクホクの食感と甘みを生かした煮物やてんぷらなどの和食に加え、
- ポタージュスープやサラダ、デザートなどにも向いています。