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万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)

2024.02.26

伝統野菜・固定種ししとう・とうがらし

万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)とは

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

来歴は明らかではありませんが、伏見とうがらしと、
明治になって米国から導入されたピーマンとの交雑種と考えられています。
大正時代に、京都府舞鶴市の万願寺で誕生したと伝えられているとうがらしで、
現在では、夏の京野菜を代表する逸品として全国に出荷されています。

特徴

・果実は、長さ15cm、重さ15gほどの大型肉厚で、種が少なく、甘みがあります。
・辛味果はほとんどありません。(ストレスで発生する場合があります。)
・分枝が多く収穫期間が長くたくさん収穫できます。
・大きさにこだわりが無ければプランターでも十分栽培できます。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
辛味はなく、お子様や辛いものが苦手な方でも安心して召し上がっていただけます。
天ぷらや焼きびたし、みそ炒め、肉巻きなど、幅広くお楽しみいただけます。
素揚げの際は、破裂を防ぐため、穴をあけるか小さな切り込みを入れます。