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九条太(くじょうふと)

2024.02.22

伝統野菜・固定種

九条太(くじょうふと)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

九条ねぎ栽培の歴史は、今から約1300年前に遡ります。
 京都南部の九条地区で栽培され、改良されたものが現在の九条ねぎになりました。

特徴

九条ねぎは、色の濃い太いものと淡黄色で細めの2系統があり、
どちらも柔らかく甘味があり、葉の内部にぬめりがあるのが特徴です。
「九条太」は太めの系統で、九条ねぎとして一般的に有名なのは、こちらの品種です。
葉は鮮やかな濃い緑色をしており、茎・葉ともに柔らかく、絶品です。
葉ねぎの代表種であり、分けつ力旺盛で3~4本となる豊産種です。
草勢強く、作りやすいので、家庭菜園に最適です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
太く大きく育つので、薬味や和え物に加え、鍋や炒め物にも向いています。
もともと葉が柔らかいので、生でも食べやすいですが、
火を通すことで甘味が増して、とろけるような食感になります。

種まき時期

周年栽培可能ですが、旬の時期は、寒さで甘みとぬめりが増す “冬” です。