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大浦太牛蒡(おおうらふとごぼう)

2024.05.09

伝統野菜・固定種

大浦太牛蒡(おおうらふとごぼう)とは

 

  • 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

大浦太牛蒡は、千葉県匝瑳市(そうさし)大浦地区で栽培されてきたごぼうです。
成田山新勝寺に伝わる伝説には、天慶2年(939年)乱を起こした平将門の討伐を朝廷から命じられた藤原秀郷が、成田山新勝寺を訪れ必勝祈願を行った際、大浦ごぼうの料理を食べ戦に勝利したとあり、これが元となり「勝ちごぼう」とも呼ばれ、縁起物として使われるようになったといわれています。

特徴

長さが60cm程、太さが直径10cm前後の短めで太いめずらしい形のごぼうです。
※耕土が深いと1m位まで大きくなります。
中央部が太く、中心に大きな空洞ができます。
その見た目からは想像できないほど柔らかく、香気・風味・食味は抜群で、特に煮物に最適です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
中央部の空洞は煮食として利用すれば味が浸透しやすく、
おいしさ倍増、風味・香りも楽しめます。

種まき時期