野菜の個性をキッチンで味わう、スプラウト栽培におすすめの5品種 【野菜遺産プロジェクト】
2025.12.04
ぐるたねのおすすめ野菜遺産プロジェクト
気づけば、スーパーの野菜ってどれもよく似た顔ぶれ。
でも、野菜の世界はもっと広くて、深くて、ひとつひとつに個性があります。
野菜遺産プロジェクトは、そんな“多様な野菜の魅力”を知り、育て、味わいながら、
次の世代へとつないでいくことを目指すプロジェクトです。
🌱 野菜が好きな人がつながる、やさしい場所

「この野菜、育ててみたよ」
「どうやって食べるのがおいしいかな?」
野菜遺産プロジェクト~いい野菜のはなしをしよう~は、そんな声が気軽に行き交う、
“野菜好きさん” の集まるオンラインコミュニティです。
育てる人も、食べる専門の人も、ただ野菜のことを知りたいという人も大歓迎。
野菜が好きという気持ちを共有するだけで、
自然とつながりが広がっていく、あたたかな場所です。
イベントへの参加、栽培記録の投稿、料理の写真のシェアなど、楽しみ方はいろいろ。
あなたもぜひ参加してみませんか?
野菜は、まだまだ知られていない“おもしろい個性”であふれています。
今回ご紹介するのは、寒い季節でも窓辺やキッチンで気軽に育てられる、スプラウト栽培にオススメの野菜たち。
水だけで育つ手軽な野菜だからこそ、「どんな味?」「どんな香り?」と、小さな違いが発見できます。
定番の食べやすい品種から、スプラウトとしては珍しい変わり種まで、
“個性の違いを楽しむ” ための5品種をセレクトしました。
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ブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの“新芽”にあたるスプラウト野菜。ご家庭でも手軽に育てられ、はじめての栽培にもぴったりの品種です。
スプラウト野菜にはビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれていますが、なかでもブロッコリースプラウトはスルフォラファンを含むことで知られ、健康を意識する方から人気を集めています。やさしい風味とほどよい食感で、どんな料理にも合わせやすいのが魅力です。
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かいわれ

かいわれは、大根の“新芽”として親しまれてきたスプラウト。プランターや木箱、空き容器など、身近なものを使って手軽に育てられ、季節を問わず年中楽しめる人気の野菜です。
葉も茎もやわらかく、ほんのりとした辛味とすっきりとした香りが特徴。このピリッとした風味は、大根そのものの個性をぎゅっと凝縮したような味わいで、料理のアクセントとして存在感を発揮します。
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あいちの伝統野菜 越津葱

越津ネギは、旧海部郡神守村・越津地域を中心に、江戸時代から栽培されてきた歴史ある品種。柔らかな葉と香り高い風味で親しまれ、鍋物やすき焼きで甘みを引き出す“名脇役”として重宝されてきました。
その特徴はスプラウトでもしっかり引き継がれ、小さな芽の段階でも、ネギらしい爽やかな香りと心地よい辛味が味わえます。
使い方は幅広く、薬味として料理にひと振りするだけで風味が引き立ちます。 -
そば

そばのスプラウトは、芽のピンク色の茎が印象的なちょっと個性的なスプラウト。
この色味はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるもので、見た目のかわいらしさとともに、抗酸化成分としても注目されています。味わいは軽やかでクセが少なく、やわらかな食感が特徴。
サラダに混ぜると、ピンクの茎が彩りのアクセントになります。 -
野崎早生花椰菜(カリフラワー)

野崎早生花椰菜は、国内で古くから親しまれてきたカリフラワーの固定種。早生タイプで育てやすく、雪のように白く締まった花蕾が特徴の品種です。
ブロッコリーによく似た仲間なのに、なぜかあまり見かけることのない カリフラワースプラウトですが、発芽したばかりの芽ならではのやさしい甘みと、ほのかなアブラナ科らしい香りが魅力。食感はやわらかく、みずみずしさが際立ちます。
ひとつひとつの味や風味の違いを、ぜひ自分で育てながら体験してみてください。
野菜遺産プロジェクト~いい野菜のはなしをしよう~は、“野菜好きさん” の集まるオンラインコミュニティです。
イベントへの参加、栽培記録の投稿、料理の写真のシェアなど、楽しみ方はいろいろ。
あなたもぜひ参加してみませんか?


