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MIX SEED ラディッシュ3種セットの育て方

2023.07.01

MIX SEEDシリーズの育て方


ラディッシュの発芽適温は15~20℃。
冷涼な気候を好むので、春まきと秋まきがおすすめですが、真夏と真冬以外はほぼ一年中栽培できます。

用意するもの ~プランター栽培の場合~

・ プランター(おすすめは幅60cm、奥行20cm、高さ18cmくらいのサイズ)
・ 土(市販の野菜用培養土でOK)
・ 鉢底石
・ 化成肥料
・ ジョウロなど水やりができるもの
・ 防虫ネット(虫が心配な場合)

種まき

プランターに鉢底石を敷き、土を入れます。
土の表面に10~15cm間隔で、深さ1cmほどの溝をつけ、
つけた溝に、隣同士の間隔が1cm程が空くようにして種を落としていきます。
まいたら両側から指でつまむように土をかけ、手で軽く押さえます。
その後、プランターの底から流れでるまで、たっぷりと水をやりましょう。発芽までは乾燥させないように管理してください。

防虫ネットがけ

比較的害虫には強いのですが、暖かい季節にはコナガやモンシロチョウが卵を産みつけにきます。
無農薬で、またきれいな葉も利用したい場合には、寒冷紗や防虫ネットをかけて物理的に虫の侵入を防ぎましょう。
虫のいない時期は、防虫ネットは必要ありません。

間引き・土寄せ

発芽して双葉が開いたら、苗と苗の間が3㎝くらいになるように、間引きを行います。
勢いのある苗を残し、なるべく生長の遅いものや、双葉が変形しているものを選んで抜き取りましょう。
間引き後は、残した苗の左右から土を寄せて、倒れるのを防ぎます。

間引き・土寄せ(2回目)、追肥

1回目の間引きから1週間後、本葉が2~3枚出て、根も肥大し始めたところで約6cm間隔に間引きします。
間引き後は、固形の化成肥料10gを表面にパラパラとまき、苗の左右から土寄せします。
このタイミングで間引くことで、根はしっかりと肥大します。

水やり

ラディッシュは、過湿の状態が続くと生長が悪くなります。
水やりは「表土が乾いたらたっぷりと」行うようにしましょう。

収穫

種まきから27~30日頃を目安に、本葉が5~6枚・根の直径が2~3cmになったものから収穫します。
この頃が、いちばん美味しいタイミングです。
収穫が遅れると根が肥大しすぎて、表面が割れたり中にスが入ったりするので、適期を逃さないように収穫しましょう。
根が小さいものは残し、軽く5g程度追肥をしましょう。