【京都の伝統野菜】聖護院(しょうごいん)かぶ
2023.09.24
伝統野菜・固定種かぶ
聖護院(しょうごいん)かぶとは
- 【季節】秋
- 【レア度】★★☆☆☆
ヒストリー
- 享保年間(1716~1736年)に、現在の京都市左京区聖護院に住む農家が
- 近江国堅田地方(現在の大津市堅田)から近江かぶの種子を持ち帰り、
- 栽培したのが始まりとされています。
- はじめは扁平な形をしていましたが、栽培を続けるうちに次第に円形となり、
- その後、1株数㎏の大かぶにもなるよう改良されました。
- 天保年間(1830~1844年)にこのかぶを原料として製造されたのが、京漬物の代表「千枚漬」です。
特徴
- 代表的な京漬物の一つ「千枚漬」の原料としてよく知られています。
根径15~20cm、重さ1~1.5kgほどになり、日本一大きいかぶとも言われています。 - 大きいものでは重さが4㎏を超えるものもあります。
- 表皮は純白でなめらかです。
草勢、耐病性が強く、作りやすいかぶです。
使い方・調理法
- 使いやすさ:★★★★☆
- 甘みがあり千枚漬けに最適です。その他の漬物や、煮物にするのもおススメです。
種まき時期
作りやすいのはこの時期 👇
〇蒔きどき:8月中下旬~9月
〇収穫:11月下旬~12月