愛知縮緬南瓜（あいちちりめんかぼちゃ）とは

• 【レア度】★★★☆☆

ヒストリー

昭和7年頃から、愛知県で栽培している日本カボチャの代表的品種です。

明治から大正時代の記録にある海部郡大治村砂子で栽培されていた「砂子南瓜（すなごかぼちゃ）」を改良して、栽培されるようになりました。戦後、粉質デンプンや糖が多い西洋かぼちゃが好まれるようになり、限られた地域での栽培となっています。

特徴

愛知の伝統野菜に選定されています。

皮に凸凹とした独特のひだがあり、緑色で網状の模様がきれいです。

皮が縮緬状になっていることからこの名前が付きました。

果実は約2.5kgと大きく扁平で、果皮の近くは緑色、中心は濃い黄色をしています。

果肉は、水分がとても多くねっとりしており、味はあっさりした控えめで上品な甘さです。

使い方・調理法

使いやすさ：★★★☆☆

水分が多く、上品な甘さで煮物に向いています。

甘さが控えめなので、スライスして炒め物にしたり、

グリルにしてサラダで食べても美味しいです。

種まき時期