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お多福蚕豆(おたふくそらまめ)

2024.04.18

伝統野菜・固定種

お多福蚕豆(おたふくそらまめ)とは

 

  • 【レア度】★☆☆☆☆

ヒストリー

エジプトやトロイの遺跡から化石が出土していることから、
世界最古の野菜のひとつとされているそらまめ。
日本に入ったのは、中国から8世紀頃のこと。
名前の由来は、サヤが空に向かって上向きに実ることから「空豆」、
また蚕がつくる繭の形に似ていることから「蚕豆」など、諸説あるようです。

特徴

作りやすく、味よく、多収穫の得られるそら豆。
莢は美しい緑色、一莢に2~3粒の種実が入り甘味、風味も最高です。
寒地、高冷地は春蒔きが好適です。

使い方・調理法

使いやすさ:★★★☆☆
塩茹でしてそのままおつまみ、下茹でしてから炒め物、揚げ物、煮物、スープなどなど
さまざまな料理にお使いいただけます。
やわらかいうちに収穫した豆を、塩ゆでにして食べるのが一般的で、
食物繊維が豊富な薄皮ごと食べるのがおすすめです。
タンパク質やビタミンC、ビタミンB群、カリウムなど栄養バランスに優れた野菜です。
「そら豆」が美味しいのは3日間だけといわれるぐらい鮮度の落ちるのが早いため、
できるだけ早く使い切りましょう。

種まき時期