沖縄白ゴーヤ|BakerCreek野菜の世界
2026.06.03
野菜遺産プロジェクト
沖縄が育んだ、純白のゴーヤ
― 海外の種子カタログから見えてくる、その面白さ ―
アメリカの種苗会社 Baker Creek Heirloom Seeds が発行する種子カタログには、世界各地の野菜や品種が、美しい写真とともに紹介されています。
このシリーズでは、その中からひとつの野菜に焦点を当てて、特徴や品種、食べ方を少しずつご紹介していきます。
前回は海外のユニークな品種を中心にご紹介しましたが、Baker Creekのカタログには、世界各地の珍しい品種だけでなく、日本で育まれてきた野菜も数多く掲載されています。
今回取り上げるのは「ゴーヤ(BITTER MELON)」。
好き嫌いが分かれる野菜ですが、実は世界的には“スーパーフード”として評価されている存在です。
アジア各地で古くから食べられてきた伝統的な野菜で、スープやカレーなどでそのほのかな苦味が好まれています。
その中でも、今回は沖縄白ゴーヤ(OKINAWA PURE WHITE)に注目します。
沖縄の海岸に広がる白い真珠のように。
そう表現されるのが、「純白(JYUNPAKU)」と呼ばれる白ゴーヤです。
この品種は、ゴーヤの中でも特に白さが際立つ存在として紹介されています。
淡い色合いとやわらかな風味を持つのが特徴です。
苦味が穏やかな白いゴーヤ
白ゴーヤは、一般的なゴーヤに比べて苦味が控えめで、より食べやすい味わいとされています。
それでいて栄養価は高く、健康的な食品としての側面も持ち合わせています。
沖縄では、ゴーヤは日々の食事に取り入れられてきた野菜のひとつで、長寿で知られる人々の食生活とも深く関わっていると紹介されています。

食べ方と果実の特徴
スライスしてスープに加えたり、薄切りにして食べる方法が紹介されています。
やわらかな風味のため、スープの中でも他の食材となじみやすいのが特徴です。
また、薄くスライスすることで、軽やかな食感とともに楽しむことができます。
また、完熟すると種のまわりに赤い果肉が現れ、この部分は甘く、風味が良いとされています。
特徴的な存在としての白ゴーヤ
「純白(JYUNPAKU)」は、見た目の美しさだけでなく、そのやわらかな風味や背景にある食文化も含めて、印象的な品種として紹介されています。
ゴーヤの中でも少し違った魅力を持つ存在として、カタログの中でも目を引く一品です。
おわりに
今回紹介した内容は、Baker Creek Heirloom Seeds発行のカタログ
『The Whole Seed Catalog 2026』に掲載されています。
品種の個性や特徴、背景にあるストーリーまで、美しい写真とともに楽しめる一冊です。
ご興味があれば、ぜひ手に取ってみてください。



