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ツタンカーメンの紫えんどうの育て方

2026.08.01

栽培(育て方)のポイントエンドウ野菜遺産プロジェクト

野菜のタネ|栽培ガイド

紫色の莢が、
つるいっぱいに実る。

ツタンカーメンの紫えんどうは、鮮やかな紫色の莢が目を引く、つる性の実えんどう。収穫期にはつるいっぱいに紫の莢がぶら下がり、菜園がぐっと華やぎます。さやから出てくる豆自体は普通の緑色ですが、豆ご飯にして炊くと、置いておくうちにいつのまにか赤飯のような色に変わるおまけの楽しみも。実際に育てたみなさんの記録とともに、種まきから食べ方までご案内します。

紫えんどうの収穫

@obot2さん

栽培カレンダー

種まき時期と収穫時期の目安

種まき

秋まきで越冬させ、春に収穫する

マメ科のつる性えんどう豆で、発芽適温・生育適温ともに15〜20℃。涼しい気候を好むので、秋にまいて苗を冬越しさせ、春から初夏にかけて収穫するのが基本の作型です。土壌酸度はpH6.0〜7.0が目安。

土作りは植えつけの1週間前に、1㎡あたり苦土石灰150〜200g・堆肥2kg・化成肥料50gを目安に全面施肥しておきます。エンドウは特に連作を嫌うので、同じ場所での栽培は5年ほどあけるのがおすすめです。根粒菌の働きでチッ素が少なくても育つため、元肥の化成肥料はマメ類以外の野菜の半分量に抑えるのがポイントです。

育苗する場合は、直径9cmのポリポットに元肥入りの培養土を入れ、深さ2cmの穴を3か所あけてタネを1粒ずつまきます。間引かずに約3週間育て、本葉が開くまでは鳥害に注意しましょう。直まきの場合も、タネまき直後は防虫ネットや不織布をかけておくと安心です。

苗が育ったら株間30cm・条間60cmを目安に植えつけます。

生育中の管理

支柱を立てて誘引。追肥と防寒も忘れずに

つるが伸び始めたら、長さ240cmほどの支柱を畝の周囲に60cm間隔で立てます。地面から20cmほどの高さに麻ひもを張り、草丈の伸びに合わせて20〜30cm間隔でひもを追加していくと、つるが絡みやすくなります。最初につるの先を支柱やひもに誘引してやれば、その後は自然に絡むようになります。

追肥は植えつけから1か月後に化成肥料30g/㎡。その後は2月下旬・3月中旬に各1回、4月以降は収穫まで2週間に1回のペースで同量を追肥します。厳寒期は不織布のトンネルがけで霜よけ・風よけを。

毎年同じ場所で育てていると、発芽や生育が悪くなることがあります。マメ科同士の連作は避け、場所をローテーションするのがおすすめです。

種まき後の紫えんどう

@kirakiraさんスナップえんどう・ツタンカーメン・うすいえんどうを並べて栽培中。

連作障害が疑われる紫えんどう

@paru_akaneさん昨年より発芽・成長できた株が少なく、連作障害を疑っています。

開花・莢の生育

紫色の莢がつき、中の豆がふくらむのを待つ

花が咲いたあと、鮮やかな紫色の莢がつき始めます。ここからは豆がふくらむのをじっくり待つ期間。花が咲き続けている間は、追加の収穫も期待できます。

莢がつき始めた紫えんどう

@zyumin38さん莢ができてきました。豆が太るまでもう少し待ちます。

さやえんどう感覚で食べられる紫えんどう

@sasuke20220716-nyankoさん実えんどうですが、若いうちならさやえんどうとしても食べられました。

収穫

莢がぷっくり膨らんだら収穫のサイン

さやえんどう感覚で若いうちに食べるなら、開花から10日後、さやの長さが6〜7cmになったらハサミで切り取ります。とり遅れると莢がかたくなるので、葉やつるをかき分けてよく探し、タイミングよく収穫しましょう。

実えんどうとして豆を楽しむなら、莢がぱんぱんに膨らむまで待ちます。莢に少しシワが入り始めていても、中の豆がツヤツヤであれば問題なく食べられます。

花が咲かなくなってきたら、収穫の終盤のサイン。つるが伸びきってネットが倒れそうになる前に、様子を見ながら片付けの計画を立てておくと安心です。

ベランダで実った紫えんどう

@midori_greenstlyeさんベランダの大きさの関係で少しずつしか作れませんが、今年も実ができました。

ぷっくり膨らんで収穫した紫えんどう

@zyumin38さん豆が膨らんできたので収穫。今夜は豆ごはんにします。

収穫が終わったら、つるごとネットから外して片付けを。翌年は同じ場所を避けて植え付け計画を立てるのがおすすめです。

食べ方

ふつうの豆ごはんのはずが、いつのまにか赤飯色に

実際に作られたレシピ4選

紫えんどうの豆ご飯

@ms1968さん炊き立てはいつもの豆ご飯。そのまま置いておくと、赤飯のような色に変わっていました。

紫えんどうの初収穫豆ご飯

@kodamaさん初収穫してさっそく豆ご飯に。何年ぶりかの豆ご飯を楽しみました。

黒米入りの紫えんどうご飯

@kirakiraさん白米・玄米・黒米に酒と塩で炊飯。黒米を入れると、炊き立てから赤みの強い一杯に。

紫えんどうを使ったサラダ

@kirakiraさんさっと茹でてハーブや葉物と合わせ、塩こしょうとオイルでサラダに。

炊き立てはいつもの豆ごはんなのに、しばらくすると赤飯のような色に。アントシアニン色素の作用で、二度楽しめます。

あなたの庭にも、色が変わる不思議な豆を。

ベランダのプランターでも、少しずつなら実らせられたという声も届いています。紫の莢と、炊くと色が変わる豆ご飯のお楽しみを、この秋の菜園に加えてみませんか。

いっぱい実った紫えんどう

@e08040714さんいっぱい実って嬉しい、という声も。

収穫を終えた紫えんどう

@sasuke20220716-nyankoさん毎日見ていても、気づけば実がふくらんでいて驚くことも。

掲載画像・投稿は「野菜遺産PROJECT」コミュニティユーザーのみなさんの栽培記録より

野菜遺産PROJECTについて

ここでご紹介した投稿は、「野菜遺産PROJECT」コミュニティに集まった栽培記録の一部です。育てた野菜の成長や収穫、レシピなどを、ユーザーのみなさんが日々投稿しています。
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