ししとう・とうがらしの品種をご紹介【固定種・伝統野菜編】
2024.04.01
ぐるたねのおすすめ伝統野菜・固定種ししとう・とうがらし
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万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)
大正時代に、京都府舞鶴市の万願寺で誕生したと伝えられているとうがらしで、現在では、夏の京野菜を代表する逸品として全国に出荷されています。
長さ15cm、重さ15gほどの大型肉厚で、種が少なく、甘みがあります。辛みがないのでお子様でも安心して食べることができ、天ぷらや焼きびたし、みそ炒め、肉巻きなど幅広くお楽しみいただけます。- 特性
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長さ 約15cm 辛み なし 種まき時期 平暖地:2月中旬~4月 冷涼地:3月下旬~5月 収穫時期 平暖地:6月~10月 冷涼地:7月~10月上旬
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伏見甘長唐辛子(ふしみあまながとうがらし)
江戸時代から京都の伏見で栽培されていたという京都の伝統野菜。「ひもとう」や「伏見とうがらし」とも呼ばれています。いわゆるとうがらしのような辛味はなく、さわやかな風味と甘みがあります。さっと焼いてかつおと醤油をかけたり、お肉やベーコンと油で炒めたり、天ぷらにしたりと各種料理に利用できる人気品種です。
- 特性
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長さ 約10~15cm 辛み なし 種まき時期 平暖地:2月中旬~4月中旬 冷涼地:3月下旬~5月 収穫時期 平暖地:6月~10月 冷涼地:7月~10月上旬
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早生ししとう(わせししとう)
ししとうはピーマンと同じトウガラシの仲間ですが、辛味がない甘味種です。先端の形が獅子の口に似ていることが名前の由来になっています。
皮は光沢のある緑色で、長さ5~7cmほどの細長い形をしています。ピーマンと同じ甘味種の代表で、やわらかく辛味もほとんど無いので、そのまま焼いたり、油炒めにして調理するほか、天ぷらもおすすめです。- 特性
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長さ 約5~7cm 辛み なし 種まき時期 平暖地:2月中旬~4月 冷涼地:3月下旬~5月 収穫時期 平暖地:6月~10月 冷涼地:7月~10月上旬
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札幌大長唐辛子(さっぽろおおながとうがらし)
長さ10~12cmほどで揃いが良く、着果数も極めて多い品種です。辛みは強めで、光沢のある濃い緑色をしています。熟すと濃い紅色に変化し、辛味が増します。
焼きとうがらしや天ぷら、油炒め等の食べ方がおすすめです。辛み成分のカプサイシンが胃液の分泌を促すため、消化促進や食欲増進の効果が期待できます。- 特性
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長さ 約10~12cm 辛み 強め 種まき時期 平暖地:3月~5月 冷涼地:4月~6月上旬 収穫時期 平暖地:7月~10月中旬 冷涼地:7月~10月中旬
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本鷹の爪(ほんたかのつめ)
3cm程度の円錐形で、完熟すると深紅色となる極めて辛味の強い品種です。果、種子ともに辛味が強く、通常乾燥させた後粉末にし、香辛料と各種料理に利用します。漬け物や炒め物などに利用するほか、米びつの防虫にも利用出来ます。
- 特性
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長さ 約3cm 辛み 強め 種まき時期 平暖地:2月中旬~5月中旬 冷涼地:3月中旬~5月中旬 収穫時期 平暖地:7月~10月中旬 冷涼地:8月~10月中旬
悩んだ時は「万願寺とうがらし」がおすすめ!
大型・肉厚ですがやわらかく、種が少ないので食べやすいです。
辛みはなくほんのりと甘みがあるので、
辛いものが苦手な方やお子様も安心して食べることができますよ。
収穫期間も長く、たくさん収穫することができます。
大きさにこだわらなければプランターでも栽培できちゃいます。
さっと焼いてかつお節としょうゆをかけてシンプルに食べるもよし、
ピーマンならぬ万願寺とうがらしの肉詰めや肉巻きにしてもよし、
さまざまな食べ方で美味しく頂くことができます。
疲労回復に効果のあるビタミンCなどのビタミン類やカロテンを含んでおり、
夏場のスタミナ野菜としてぴったりです。
料理に使いやすくて美味しいとうがらしが作りたい!という方はぜひ「万願寺とうがらし」をお試しください♪
ぐるたねでは、個性豊かな各地方のとうがらしを取り扱っています。
ぜひ、いろいろな種類をお試しいただきお気に入りの品種を見つけてくださいね!